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FOMC、政策金利据え置きを決定。政策金利とは?

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FOMCで政策金利据え置きに決定

FOMC(米連邦公開市場委員会)というのはFRB(米連邦準備理事会)が開く会議で、ここで今後の方針を決定します。FRBは、日本でいう日銀のようなものです。

現地9月17日、FOMCで米国の政策金利を据え置くことを決定しました。中国での株価下落が起こる前までは、米国はそろそろ政策金利を上げるのではないかという予想が優勢でした。

しかし、現在中国をはじめとする新興市場がとても不安定なため、政策金利を上げるのを見送りました。

ではなぜ、ここまで政策金利が注目されるのでしょうか。

 

そもそも政策金利って何?

政策金利というのは、銀行間でお金を短期間貸し借りするときの金利です。日本では日銀が、米国ではFRBがこの金利をコントロールしているのです。

では、政策金利が上下するとどのような影響があるのでしょうか。

 

銀行は、政策金利に上乗せした金利で企業などに貸し付けをします。ですので、政策金利が上がると、銀行が企業などに貸し付けるときの金利(市場金利)も上がりますね。

企業からすると金利が上がるとお金を借りづらくなりますよね。お金を借りている間は高い利息を払わなくてはならないですから。

金利が上がるとお金を借りづらくなるので、市場にお金が回りにくくなります。つまり、金利上昇は景気を抑える要因になります。

 

逆に金利が低いと、お金を借りやすくなりますので、企業は資金を調達しやすくなります。そうするとお金が市場に回るようになります。よって、金利低下は景気が良くなる要因になるんですね。

 

金利を上げるタイミングが難しい

金利を下げたほうが景気が良くなるのであれば、金利を上げる必要はないのでしょうか?

実は、景気が良いのに金利を低いままにしておくと、過度にインフレになったり、バブルが起きたりする原因になってしまうのです。

 

日本では、1980年代の終わりごろにバブルが起こっています。これは、円高の影響で景気が停滞するのを防ぐために政策金利を下げていたのですが、金利を上げるタイミングが遅れてしまったために、市場にお金が溢れてバブルが起こってしまったのです。

 

政策金利を上げるタイミングが早すぎると、せっかく良くなりかけていた景気がまた悪くなってしまいますし、遅すぎるとバブルが起こってしまいます。

 

政策金利が及ぼす、その他の影響

政策金利を上げると株価が下がる原因になります。

政策金利を上げると企業はお金が借りづらくなって、景気を抑える要因になると前述しました。これが株価の原因に繋がります。

 

政策金利は為替レートにも影響を及ぼします。

例えば、日本の金利は低いままで、米国の金利が上がったとしましょう。この場合、日本でお金を預けるよりも、米国にお金を預けたり貸したりしたほうが良くですよね。たくさんの利子がつきますから。

そうすると、日本円は売られて、米国ドルが買われます。すなわち、円安ドル高になります。

 

政策金利まとめ

政策金利を上げる

  ↓

市場金利上昇

  ↓

景気減退・株価下落・為替高

 

政策金利を下げる

  ↓

市場金利下落

  ↓

景気活性・株価上昇・為替安

 

FOMC政策金利据え置き決定後の市場の反応

一時はニューヨークダウは上昇しましたが、そのあと下落しています。結局は前日比65ドル21セント安で終えてます。

 

「あれ?政策金利が上がらなかったのに、何で株価が下がるの?」って思うかもしれませんが、市場はすでに据え置くことを予想していたので株価上昇には繋がらなかったんですね。